桾澤 慶太KEITA GUMIZAWA

2015入社 建材・厚板事業部
厚板・形鋼部 新潟鋼板センター

ものづくりの現場に足を運び、鋼材のニーズに向き合う

新潟鋼板センターでは、厚さ6mm以上の鋼板や、H形やL形の断面形状に成形された形鋼と呼ばれる鋼材を主に取り扱っています。鋼材は、併設工場にて用途に応じた加工を行い、お客様に納品します。そのなかで私は、鋼材を使ってものづくりをするお客様へのルート営業、新規営業を担っています。注文書や見積書に対しての価格・納期回答に加え、会議資料の作成なども私の仕事です。また社内担当として他事業部との取り引きも行っています。お客様から薄板やステンレスといった鋼材のご要望があれば、それぞれ専門の事業部と連携して対応します。お客様からのあらゆるご要望に応えるため、営業担当者には幅広い知識が必要となります。

鉄鋼業界の安定需要と、会社の歴史・実績に魅力を感じた

就職活動の際、求める仕事の条件を「営業職」と「新潟県内の企業」に決めていました。営業職を希望したのは、父が保険の営業をしていた影響です。父がお客様とプライベートでも親しく会話をしている姿を見て、自分も将来お客様とこういう関係を築きたいと思っていました。新潟県内の企業を希望したのは、長男なので将来は新潟で暮らしたいと思っていたからです。藤田金屬のことは合同企業説明会で知りました。説明を聞き終わったあと、質問があったので担当の方に声をかけると、こちらの目を見てとても丁寧に対応してくださいました。雰囲気が固すぎず、けれどしっかりしている感じが好印象でした。営業職として合計5社から内定をいただきましたが、鉄鋼業界の需要が安定していることや、会社の歴史と実績に魅力を感じ、藤田金屬への入社を決めました。借り上げ社宅の家賃の8割が会社負担というのも条件も魅力的でした。

予期せぬ工場研修の延長、その間に学んださまざまなこと

1年目の工場研修は、ちょうど工場が忙しい時期と重なり、本来より2カ月研修期間が伸びました。計5カ月の工場研修でしたが、この間、鋼材の基礎知識に加え、工場の加工工程、重量計算、トラックの手配方法などさまざまなことを学びました。また、営業の仕事をはじめるまでにお客様のことも知っておきたかったので、伝票に載っている社名をインターネットで検索するなどして情報を蓄えました。工場研修のあとは、インストラクターとの同行営業や営業アシスタントを経て、2年目から営業担当として一部お客様を引き継ぎました。最初は17社のお客様を担当し、3年目の現在では30~40社のお客様を担当しています。取引頻度の少ないお客様には、「そんなに来られても困るよ」と言われながらも、月に1回は顔を出すようにしています。

大きな板、錆びない板、加工した板、お客様のご要望は多種多様

現在私が携わっている案件に、マリコン(海=マリン関係の工事を取り扱うゼネコン)向けの台船(だいせん)を造る案件があります。台船とは、海上でクレーン作業を行う際の台座のことで、材料として大きな鋼板が必要です。海で使用するため、用意するのは錆止めが施された特殊な鋼板です。昨年から続く長期のプロジェクトで、最初は先輩社員と共に取り組んでいましが、今年からは私一人で見積もりなどを行っています。昨年は私自身の経験がまだ浅く、納期の交渉や、必要書類の作成など、下準備に時間がかかり大変でした。お客様からいただいた図面を読むのも一苦労でしたが、次第に知識を身につけ、いまでは問題なく図面を読めるようになりました。
ドラッグストアの新店舗建築の案件では、鋼板センターで鋼材を加工し納入しました。必要なサイズに切断した鋼板に穴をあけ、開先(側面を斜めに切断する)や曲げなどの加工を施して成形。こうして加工した鋼材は、ドラッグストアの柱や柱の補強材、リブや梁などとして使用されます。お急ぎの案件だったので、ご注文をいただいてから1カ月以内で加工から納入までを済ませました。
お客様からのご要望は多種多様です。価格についても「もう少し頑張れない?」と言われてしまうことがありますが、そのようなときは、なぜこの価格なのかをきちんと説明できるようにしています。

野球を通して学んだチームワークが、仕事にも生かされている

私は、小学校から大学にかけての13年間、ずっと野球部に所属していました。目立った成績は残せませんでしたが、野球を通してチームで一つの目標に向かい取り組む姿勢を学びました。このことは、いまの仕事にも生かされています。仕事は一人ではできないので、必要があれば周囲の人にすぐに相談します。集団のなかにはいろいろなタイプの人がいますが、それぞれの役割を調整してまとまったときには仕事がうまくいきます。私は自称「人当たりの良い奴」なので、人に何かをお願いすることに抵抗はありません。どうしても急ぎで鋼材の加工をお願いしなくてはならないときは、工場に直接出向いて直談判します。逆に工場が忙しそうなときは、私も作業着を着て工場の仕事を手伝います。鋼板センターには野球チームがあり、営業も工場も分け隔てなくプレーしています。もちろん私も所属しています。そのためか、工場の方ともより近い関係を築けていると感じます。

日々のお客様への対応が、次の仕事にも繋がる

もともと鉄鋼は差別化が難しい商材なので、営業担当者としては、お客様とのコミュニケーションや対応力がなによりも重要だと考えています。そういったところを評価していただき、それが仕事につながったときには、頑張って良かったなとやりがいを感じます。まだ競合他社のベテラン営業には勝てないので、とにかく元気に明るく、ハキハキと答えるようにしています。お客様も人間なので、「桾澤くん頑張っているからね」と注文をいただけることもあります。また、足繁く通っていると、そのお客様が別のお客様を紹介してくれたりもします。私にはあまり派手なことは向いていないので、これからも日々地道に取り組む姿勢を大切にしたいです。

知識の幅を広げ、自身を持ったご提案をしていきたい

決められたことだけやっていても他との差は生まれません。お客様から図面をいただいた際には、「この部分はうちの工場で加工できますよ」などと、自信を持ってご提案していきたいです。そのためには、鋼材や図面などについて、さらに幅広い知識を身につける必要があります。お客様から、薄板やステンレス鋼材など、他の事業部が扱う鋼材をご要望いただくこともあります。そのような場合はそれぞれ専門の事業部と連携して対応することになりますが、お客様にとって窓口はあくまでも私なので、私自身も必要な知識をしっかりと身につけておきたいです。最近は、就業時間後にいろいろな勉強会に参加し、仕事以外の方との交流を図っています。仕事に関係のない名刺が増えましたが、どこかで仕事に繋がるかもしれません。社外の方と話をすることで、世界がより広がっていくのも楽しいですね。

就活生へのメッセージMESSAGE

就活生へのメッセージ

あなたには語れる経験がありますか?私は部活とバイトだけでしたが、その2つは自信を持って語れます。どんなことでもいいので、語れる経験を持っていてほしいです。旅行でもいいですし、勉強でもいいです。皆さんには時間もあると思うので、やりたいこと、好きなことがあればどんどんチャレンジしてください。思いっきりやったことは語れる経験として必ず残ります。また、何かを頑張った経験は、仕事にも必ず役立ちます。私も部活に行きたくない日はたくさんありましが、そこで投げ出さず毎日部活に取り組む気持ちが、仕事に対する頑張りの源になっていると思います。他の人に負けない何かを持っていることは素晴らしいことです。そんな人とぜひ一緒に働きたいです。