水野 裕右YUSUKE MIZUNO

2015入社 建材・厚板事業部
建設建材部 新潟支店

建設現場が必要とする鉄鋼資材を供給

建設建材部の主なお客様は建設会社です。建設現場が必要とする鉄鋼資材を仕入れ、現場に供給するのが私たちの主な役割です。配属された当初は、上司や先輩方の片腕として、デリバリーやスポット取引の応対、図面からの数量拾い(図面を見て必要な鋼材の種類と数を計算すること)をしました。1年目の後半には、地場ゼネコン大手が関わる数千万円、数カ月といった規模のプロジェクトに携わらせていただき、2年目の中頃からは、スーパーゼネコン相手の数億円、数年といったさらに規模の大きい長期プロジェクトにも携わっています。お客様とはときに真剣に、ときにフランクに接しています。

入社を決めたのは、人間力を鍛えたいから

就活で応募した企業のほとんどが東京の会社でした。新潟県では藤田金屬しか受けていません。場所へのこだわりは特になく、全国転勤でも構いませんでした。なにより、どこでも活躍できる人間になるため、人間的に成長できる企業で働きたいと思っていました。
商社にはもともと興味がありました。商社は自ら商品をつくるわけではないので、商社の営業では自分を売り込む必要があります。なので、人間力を鍛えられると考えていました。また、完成されたモノには興味はなかったので、素材系(繊維・鉄鋼・化学など)の商社を志望しました。藤田金屬はその条件を満たしていました。他にも、ITとベンチャーの2社から内定をもらいましたが、当初の志望どおり商社である藤田金屬を選びました。
説明会や面接では、採用担当の今井さんをはじめ、社員の方々は全体的にフランクな雰囲気で、固さはまったく感じませんでした。実際に入社してみると、思った以上にフランクでした。先輩たちにはそれぞれの仕事スタイルがあるので、その良い部分を見習い、身につけたいと思っています。「この人のようになりたい」というよりは、「この人とこの人を組み合わせたような人間になりたい!」などと考えています。

プロジェクトを通して鍛えられる人間力

1年目の冬には、上信越道の4車線拡幅工事のプロジェクトを任されました。新井インター付近の工事で、当社からは仮設ガードレールや落石防護柵、リース品などを納入しました。私は営業担当として材料の見積もりやデリバリーを行いました。大変なのはデリバリーです。現場ではさまざまな種類の鋼材を合わせて使います。そのため、現場の計画に合わせて、毎日どのトラックにどの鋼材をどのくらい積むかを考えるのが大変です。基本的に計画通りやお客様の要望通りにはならないことが多く、予定通りに鋼材を運べないことが分かった場合、こちらに不手際があれば、前日・翌日でどう補完するかをあらためて考えます。またあるとき、私が手配した落石防護柵に使用する金具が使えず、現場がストップしてしまったことがありました。原因は、その金具は鋼材同士を接続する物でしたが、その接続部分が適合しなかったことです。当社としても初めて納入した商品でしたが、一度工場で試作すればすぐに分かったことでした。その後、専門知識を持った先輩たちに協力していただき、別の鋼材で対応できたので問題は解消しましたが、この一件で仕事への意識が変わりました。実際に現場に足を運び、商品を見て、現場の全てを把握しようと努めるようになりました。同じ高速道路の現場でも、場所が違えば対応も違ってきます。もし道路がカーブしていれば、それに対応した仮設ガードレールを用意しなければいけません。
2年目には、橋脚を造るプロジェクトを任されました。全国でトップクラスの高さの橋脚で、完成は2018年末の予定です。新潟の下田と福島の奥只見を繋ぐ道となりますが、地図にはまだ載っていません。

“段取り”がプロジェクトを動かし、モノをつくる

自分が調整した段取りがぴったり嵌ったときの達成感は商社ならではです。図面を見て材料を判断し、仕入れ先と売り先の両方を相手に段取りを調整しますが、それらが噛み合い、図面通りにモノが組み上がっていくと、自分の段取りがあったからこそだと実感できます。規模が大きいモノ(金額、重量、見た目)を動かしている感覚もやりがいです。例えば電話一本で、数十トンのモノを動かすこともあります。
また、新潟において重要な建築物や道路の建設に携われていることにもやりがいを感じます。私たちが関わるのは建物の基礎や建物の中に入る鉄骨や鉄筋そして、建設中に使われる足場材のレンタルです。これらの殆どは建物が完成したときには私達の目に触れることがない部分です。それでも、建物の完成に私達の存在は絶対に必要で「目に見えない部分こそ自分たちが担う」ということです。
藤田金屬は新潟の代表的な建物に関わっており、自分たちの仕事は新潟の発展に繋がっているということ。それが私の誇りです。

大切にしているのは“レスポンスの良さ”と“自分ならではの発想”

1年目から「レスポンスはいいね」とお客様に言ってもらっていたので、頼まれたら些細なことでも早めに対応するようにしています。そのうえで、今後は自分ならではの発想も大事にしていきたいと考えています。言われたことを、言われたとおりに、誰でもできるやり方でやっていても面白くありません。基礎をある程度身につけたら、そういった個性もどんどん出していきたいです。
商社がメーカーに比べて難しいのは、扱っている商品が膨大で、そのほとんどが他社から仕入れたものだということです。他社の商品であってもきちんと説明できなければいけません。常に勉強は必要ですね。

野球を通して築かれる社内の信頼関係

学生時代には、サークル活動にも真剣に取り組み、野球とサッカーそれぞれのサークルで主力メンバーとして活躍しました。現在は藤田金屬の野球チームに所属し、月に1~2回試合をしています。もちろんこちらも真剣に取り組んでいます。もともと鋼板センターの社員が集まって作ったチームなので、メンバーは鋼板センターの人が多いです。私は新潟支店の所属ですが、鋼板センターと一緒に仕事をすることもあります。野球を通してコミュニケーションを取っているおかげで、仕事での信頼関係も強いです。トラックに乗って加工済み商品を取りに行くときなども、気軽に声を掛けられます。

鉄鋼の知識を身に付け「鉄鋼ミュージアム」をつくりたい

建設建材部の仕事はなんでもできるようになりたいです。「私に聞けばなんでも分かる」くらいになりたいです。また、全ての仕事をもっと細やかに、丁寧にできるようにしたいです。図面作成など“理系”の仕事は、文系出身の私には正直苦手なところもありますが、仕事の根本を理解し、どの業界でも通用するよう人間力を高めていきたいです。
また、「鉄鋼ミュージアム」をつくりたいと思っています。アングルやチャンネル、H鋼、足場といった基本的な鋼材を展示するほか、学生と一緒に鉄鋼を加工したり、アーティストに鉄の作品をつくってもらいたいと考えています。企業のPRにもなりますし、なにより一般の方に鉄鋼をより身近に感じてもらいたいです。

就活生へのメッセージMESSAGE

就活生へのメッセージ

人に流されるばかりではなく、自分の意見を持つことができる人とぜひ一緒に働きたいです。
藤田金屬は鉄鋼商社のなかでも、現場により近いところで携われるのが特徴です。業界の人気度で就職先を選ぶよりも、仕事内容など、もう少し具体的な観点で企業を選択できる人は、自分の考えをしっかりと持って物事に取り組める人だと思います。
個人的には、お酒が飲める人や面白い人もいいですね。とはいえ、当社にもいろんなタイプの人がいるので、まずはどんな人がいるか一度遊びに来てみてください。私自身は会社説明会などに限らずいつでも訪問を受け付けています。あくまで対等に話をして、お互いどんな人なのかを知りましょう。就職活動では、採用担当者だけではなく、さまざまな人に会うことが重要だと思います。