山谷 和真KAZUMA YAMAYA

2016入社 薄板事業部
三条支店

自動車・電気機器製造を支える薄板の安定供給

薄板事業部の営業担当として、約20社のお客様を担当しています。自動車部品や電気機器部品などをつくる製造業者様が主なお客様です。鉄鋼業界が供給する薄板は、自動車や電気機器の製造を陰で支えています。私の役割は、鉄鋼メーカーとお客様との間に立ち、納期や価格についての調整を行いながら、製造現場が必要とする薄板を安定的に供給することです。

大学の講義を通して抱いた“ものづくり”への興味

大学では経営学部に所属し、そこで「中小企業論」という講義を受けました。その講義のなかで、地域で成長する企業の共通点は、その地域の特色をうまく生かしていることだと学びました。地元新潟では何が特色だろうと考えたところ、お米と、燕三条地域の金物産業が思い浮かびました。この頃から、大学卒業後は地元に戻り、三条のものづくりに携わりたいと思うようになりました。
就職活動をはじめた直後は、会社の知名度で応募先を選んでいましたが、そういったところが見抜かれるのか、面接はなかなかうまくいきませんでした。あらためて自分が本当にやりたいことは何かと考え、ものづくりに携わる企業、特に「地域の特色を生かした企業」に対象を絞りました。その結果、3社から内定をいただきました。藤田金屬以外の2社はどちらも鉄製品をつくるメーカーでした。メーカーも魅力的でしたが、企業と企業を繋ぎ、より幅広くものづくりに携われる仕事により魅力を感じ、藤田金屬への入社を決めました。

研修と同行営業を経て至った 2年目の営業デビュー

1年目は、まず本社で1週間の新人社員研修を受け、そのあと三条支店の工場で3週間の研修を受けました。工場にはスリッター、レベラー、ブランキングという3種類の加工方法があり、それぞれ約1週間ずつ工場の方と一緒に作業しながら、各工程の作業手順やライン特性を学びました。工場での研修のあとは、営業の後工程となる事務の仕事を学びました。受注内容をパソコンに入力する作業や、工場へ出す加工指示書の作成、納期対応や納品時のトラック手配など、1年ほどみっちり教えてもらいました。同時並行で営業の先輩について同行営業にも行きました。納入した鋼材に不良品が発生したときは、先輩社員と一緒に現場に行き、不良品の選別や発生要因の解明にあたるなど、現場で多くのことを学びました。
2年目となる今年、私は営業デビューしました。とはいえ、突然全てを任されるわけではなく、前任の営業担当者の指導を受けながら少しずつ引き継ぎを行っているところです。

人間同士の仕事のなかで、いかに関係を築けるか

品質・価格・納期など、お客様の要求はさまざまです。お客様から無理な納期を提示された場合は、正直に「難しいです」と答えます。それでも、難しいなりになんとか調整できないか周りの人に相談します。自社工場の担当者に掛け合い、最も早く加工できるのはいつかを確認し、場合によっては加工の順番を早められないか相談します。このような調整は大変ですが、少しずつ慣れてもきました。お客様との関係も深まりコミュニケーションが円滑になったことで、調整がしやすくなりました。
お客様のなかには、話すのが好きな人もいれば、そうでない人もいます。最初は沈黙の時間があるとソワソワしていましたが、そこはお客様も考えている時間なのだと捉え、最近はそっと待ち会話が一方的にならないように気を付けています。また、お客様は大事なことほどサラッと言うので注意が必要ですしそれを聞き出すスキルを身に付けたいと思っています。良くも悪くも人間同士の仕事なので、お客様との関係をいかにして築くかがなによりも大切なのだと思います。

“自分のこと”から“お客様のこと”への意識の変化

以前の私は、忙しくなると自分のことしか考えられなくなり、周りの人への配慮や顧客満足度への意識が低下してしまう癖がありました。三条支店は秋頃から繁忙期に入りますが、入社1年目の私は、忙しさを理由にやりたくない仕事を後回しにしていました。その結果、目に見えて残業時間が増えました。ある日、インストラクターから「だらだら仕事をするな!」「気持ちを切り替えて、今やらなければいけないことを考えろ!」と厳しく御指摘を受けました。私はすぐ納得するタイプではないので、内心「コノヤロー!」と反発しましたが、そこが私のターニングポイントでした。指摘される前は、「忙しいから仕方がない」「これ以上自分に仕事を増やすな!」などと思っていましたが、指摘されてからは、「見返してやろう!」と思い、燃えるようになりました。いま思うと、インストラクターは私の為を思って厳しく律して下さったのだと感謝しています。確かにその当時は仕事への意識が全くなっていませんでした。入社して8カ月が経ち仕事のやり方は分かっているはずなのに、「自分は悪くない」「周りのせいだ」みたいな態度を取っていたと思います。しかし今は周りと協力しながら、なによりお客様を第一に仕事ができていると思います。

お客様と二人三脚で成長していける営業マンを目指して

私たちは、お客様に製品やサービスを提供し、その対価をいただいています。なので、売り手の都合を押し付けることなく、常にお客様の目線で対応することが大切です。私は、お客様に寄り添い二人三脚で成長していける営業マンを目指しています。お客様によって、品質・価格・納期など求めていることが違うため、お客様が何を一番に望んでいるのかを常に考えるようにしています。難しいですが、そういうことがいつでも聞けるような信頼関係を築いていきたいです。お客様は、堅い感じの人からフレンドリーな人までさまざまです。取り繕っていると言葉が出なくなるので、私の場合はできるだけ自然体でお客様に接するのがあっていると思います。

年代や役割を越えた藤田金屬のチームワーク

営業は私と年が離れている方が多く、一番近くても30代です。学校、部活、バイトなど、同世代のなかだけで生きてきたので、職場の年齢層の幅広さに最初は戸惑いました。私は初対面の人にぐいぐい行けるタイプ人ではないので、緊張してどうしようかと思いましたが、周りの方から話しかけてくださったので助かりました。
営業担当の先輩たちは皆個性的ですが、一本芯の通った尊敬できる方ばかりです。また、事務には本当に頼りになる方が多く、お客様からの信頼も厚いです。
一人ひとりが抱える仕事量は多いと思いますが、それぞれが協力し合って乗り越えています。総じて職場の雰囲気は明るいと思います。

「雪耐梅華麗」の言葉を胸に成長したい

「雪耐梅華麗(ゆきにたえて ばいかうるわし)」。西郷隆盛が読んだ詩の一説だそうですが、広島東洋カープの投手、黒田博樹さんの座右の銘としても有名になった言葉です。カープファンの私は、黒田投手を通じてこの言葉を知り、感銘を受けました。入社2年目、まだまだ未熟で要領が分からず、苦労することも多々あります。「厳しい雪に耐えてこそ、可憐に匂い立つ梅の花は美しく咲く」。この言葉が示すとおり、幾多の苦難を乗り越えて、頼られる存在へと成長したいです。今はとにかく、自分に与えられている仕事を頑張るのみです。

就活生へのメッセージMESSAGE

就活生へのメッセージ

どんな仕事でも、失敗することは必ずあります。その失敗を「仕方がない」とそのままに放置し目を背けるのではなく、改善の機会だと前向きに捉えることができる人は必ず成長します。最初からうまくできる人はいません。きちんと自分と向き合い、失敗も前向きに捉えて共に成長できる方と、ぜひ一緒に仕事がしたいです。