WEB面接は画面越しのため「見られている感」が感じにくく安易に考えられがちですが細かい部分に意識を持って臨んで欲しいです。ポイントは3つです!
ポイント➀ 画角
面接時の画角(カメラの位置)を意識しましょう。カメラが低すぎたり、高すぎたりすると、印象が良くありません。顔がしっかりと見える位置にカメラをセットし、画面全体に顔と上半身が収まるように調整しましょう。
カメラの位置が低いと映る姿は上からの視線になります。要するに面接官を見下ろしていることになります。真正面の目線で会話する必要があるため、パソコン自体を台の上において目線に合わせることをお勧めします。
ポイント② 面接中の目線
面接官が映っているので画面を見たくなる気持ちは分かりますが、カメラを見ることを意識しましょう。カメラを見ることで、面接官と目線を合わせることができます。
画面を見てしまうと目線が少し下がっているように映ってしまいます。カメラを見ながら話すことで、対面で話しているかのような印象を与えることができます。パソコンの下に土台を置き目線に合わせることでカメラを見やすくなるため、上記のポイントと合わせて実践することをお勧めします!
ポイント③ 背景
背景は整頓されていることが大切です。自分の部屋が映る場合は、余計な物が見えないようにしましょう。物を置いたまま背景をぼかしてもあまり意味がありません。生活感は感じるからです。できるだけシンプルで落ち着いた背景にしましょう。生活感が丸出しの部屋だと、「清潔感が欠けている」や「整理整頓ができていない」「きちんとした準備をしていない」という印象を与えることがあります。
WEBと対面共通の面接ポイント!
WEBでも対面でもどちらの面接でも意識して欲しいことは2つです!
ポイント➀ 服装(身だしなみ)
ワイシャツにジャケット、ネクタイをしっかり締め、女性の場合は、髪型やメイクにも注意を払い、清潔感を大切にし、自分のサイズに合ったシャツやジャケットを着用しましょう。サイズが大きくダボっとした服装だとだらしない印象を与えてしまいます。また、ワイシャツやネクタイのしわ、女性の場合はストッキングのよれやパンプスのサイズ感に気を付けましょう。
ポイント② 髪の長さ
清潔感が非常に重要なポイントです。少し動いても髪の毛が乱れないくらいの長さをお勧めします。長髪だとしても、束ねたりして顔に掛からないように整えると清潔感があり良いです。
髪が長いと、手入れが行き届いていないう印象になりますし、髪が長く顔にかかっていると、視線を隠してしまい、面接中にしっかりとアイコンタクトを取ることができなくなります。面接中に動くことで髪が乱れ、自分で直そうとして集中できなかったり、無意識に髪を触ったりすることがあるため、面接の印象を悪くすることがあります。
なぜ面接で身だしなみ(ビジネスマナー)を意識しなければいけないのか…
学生の皆さんは一度は思った事があるのではないでしょうか。
なぜ、体に合ったサイズ感のスーツを着なければいけないのか…。
なぜ、サイズの合っている革靴やパンプスを履かなければいけないのか…。
なぜ、しわくちゃのシャツじゃダメなのか…。
なぜ、髪の毛が長いとダメなのか…。
そもそも、学生の自分にビジネスマーを求められても困る…。
そんな細かいことをなぜ意識しないといけないのか。
身だしなみやマナーを意識することは、学生生活と社会人生活の大きな違いかもしれません。ですが、ビジネスの世界では重要な要素となります。会社はビジネスで成り立っています。ビジネスをする相手はマナーができており清潔感のある人を選ぶでしょう。(言葉遣いや態度が良くない人=マナーができていない人とは一緒に仕事はしたくないはずです)
会社に入ると、どの場面でも自分が会社の代表として行動しなければなりません。お客様やお取引先、上司など、他者にどう思われるかが企業の評価にも影響を与えます。
就職活動中の皆さんに伝えたいのは、面接を受けにくるということは、そのビジネスの世界に一歩踏み込むということです。”たかが”「身だしなみ」と軽視するのではなく、”されど”「身だしなみ」と意識改革していただけると嬉しいです。企業側は、皆さんが「ビジネス」を意識して面接に臨んでくれていると感じれば”あなた”と真剣に向き合おうとするはずです。