面接のコツ【第三弾】面接での身だしなみとマナー編!

2025年5月8日
カルチャー

就職活動をしている皆さん、WEB面接や対面面接を受ける際に、どれだけ細かい点に気を付けていますか?

面接は応募者を直接見て、仕事に必要なスキルや人柄を判断する大事な場面です。その中でも、印象を左右するのが「身だしなみ」や「マナー」です。

現在は超売り手市場と呼ばれる時代であり、学生さんが内定を得る事は決して難しいことではないかもしれません。しかし、少し前の時代では、身だしなみやマナーができていないだけで、不採用になることがありました。どんなに優秀であっても、身だしなみが悪ければマイナス印象となり、選考に進むのは難しいのです。

面接官は、第一印象が非常に大事だと考えています。服装や髪型が乱れていていると、「当社への思いはその程度か…」と感じてしまいます。

学生の皆さんも悪い印象を持たれるより、良い印象を持ってもらいたいはずです。良い印象からスタートできるかどうかは、今後の選考に大きく影響します。今回は、WEB面接と対面面接それぞれで気を付けてほしいポイントについてお話しします。

WEBでの面接ポイント!

WEB面接は画面越しのため「見られている感」が感じにくく安易に考えられがちですが細かい部分に意識を持って臨んで欲しいです。ポイントは3つです!

ポイント➀ 画角

面接時の画角(カメラの位置)を意識しましょう。カメラが低すぎたり、高すぎたりすると、印象が良くありません。顔がしっかりと見える位置にカメラをセットし、画面全体に顔と上半身が収まるように調整しましょう。


カメラの位置が低いと映る姿は上からの視線になります。要するに面接官を見下ろしていることになります。真正面の目線で会話する必要があるため、パソコン自体を台の上において目線に合わせることをお勧めします。

ポイント② 面接中の目線

面接官が映っているので画面を見たくなる気持ちは分かりますが、カメラを見ることを意識しましょう。カメラを見ることで、面接官と目線を合わせることができます。

画面を見てしまうと目線が少し下がっているように映ってしまいます。カメラを見ながら話すことで、対面で話しているかのような印象を与えることができます。パソコンの下に土台を置き目線に合わせることでカメラを見やすくなるため、上記のポイントと合わせて実践することをお勧めします!

ポイント③ 背景

背景は整頓されていることが大切です。自分の部屋が映る場合は、余計な物が見えないようにしましょう。物を置いたまま背景をぼかしてもあまり意味がありません。生活感は感じるからです。できるだけシンプルで落ち着いた背景にしましょう。生活感が丸出しの部屋だと、「清潔感が欠けている」や「整理整頓ができていない」「きちんとした準備をしていない」という印象を与えることがあります。

WEBと対面共通の面接ポイント!

WEBでも対面でもどちらの面接でも意識して欲しいことは2つです!

ポイント➀ 服装(身だしなみ)

ワイシャツにジャケット、ネクタイをしっかり締め、女性の場合は、髪型やメイクにも注意を払い、清潔感を大切にし、自分のサイズに合ったシャツやジャケットを着用しましょう。サイズが大きくダボっとした服装だとだらしない印象を与えてしまいます。また、ワイシャツやネクタイのしわ、女性の場合はストッキングのよれやパンプスのサイズ感に気を付けましょう。

ポイント② 髪の長さ

清潔感が非常に重要なポイントです。少し動いても髪の毛が乱れないくらいの長さをお勧めします。長髪だとしても、束ねたりして顔に掛からないように整えると清潔感があり良いです。

髪が長いと、手入れが行き届いていないう印象になりますし、髪が長く顔にかかっていると、視線を隠してしまい、面接中にしっかりとアイコンタクトを取ることができなくなります。面接中に動くことで髪が乱れ、自分で直そうとして集中できなかったり、無意識に髪を触ったりすることがあるため、面接の印象を悪くすることがあります。

なぜ面接で身だしなみ(ビジネスマナー)を意識しなければいけないのか…

学生の皆さんは一度は思った事があるのではないでしょうか。
なぜ、体に合ったサイズ感のスーツを着なければいけないのか…。
なぜ、サイズの合っている革靴やパンプスを履かなければいけないのか…。
なぜ、しわくちゃのシャツじゃダメなのか…。
なぜ、髪の毛が長いとダメなのか…。
そもそも、学生の自分にビジネスマーを求められても困る…。

そんな細かいことをなぜ意識しないといけないのか。

身だしなみやマナーを意識することは、学生生活と社会人生活の大きな違いかもしれません。ですが、ビジネスの世界では重要な要素となります。会社はビジネスで成り立っています。ビジネスをする相手はマナーができており清潔感のある人を選ぶでしょう。(言葉遣いや態度が良くない人=マナーができていない人とは一緒に仕事はしたくないはずです)

会社に入ると、どの場面でも自分が会社の代表として行動しなければなりません。お客様やお取引先、上司など、他者にどう思われるかが企業の評価にも影響を与えます。

就職活動中の皆さんに伝えたいのは、面接を受けにくるということは、そのビジネスの世界に一歩踏み込むということです。”たかが”「身だしなみ」と軽視するのではなく、”されど”「身だしなみ」と意識改革していただけると嬉しいです。企業側は、皆さんが「ビジネス」を意識して面接に臨んでくれていると感じれば”あなた”と真剣に向き合おうとするはずです。

 

社会人になれば、どの場面でも自分が会社の代表であることを意識することが求められます。面接もその一環として、自分の評価を良くするために細部にまで是非、意識して欲しいです。面接時の身だしなみを意識することで未来は変わるかもしれません。