総合職・経理 R・I

2020年入社 管理本部
経理部

※所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。

キャリアパス

2020年4月
管理本部 経理部 経理財務チーム
2023年8月
薄板事業部 東北コイルセンター 業務チーム

事業部の取引を把握し、お金の流れを管理する

生まれも育ちも新潟の私は、新潟のまちづくりや製造業に関わる仕事をしたいと考えていました。そんな中で藤田金屬を知り、「鉄」という素材で新潟のまちや産業を幅広く支えているところに魅力を感じ、入社を決めました。

私は、会社の会計業務を担当しており、支店の日々の処理が正しいかどうかを確認しています。これらの仕事を通して、気づく力や話す力、そして知識を吸収する力が身に付いてきていると感じています。

経理部の仕事では全事業部の取引先を把握する必要があります。そのため、どの事業所がどの取引先に何を納品しているのかが仕事の中で自然と頭に入り、日常生活の中で取引先の製品や現場を見かけるとすぐにわかります。自分たちの仕事が地域や産業を支えていることを実感できると、誇らしさを感じますし、「地域や産業に貢献できるようにもっとに頑張ろう」というモチベーションにも繋がります。

わからないことを質問しやすい環境

藤田金屬は、仕事についてわからないことがあってもいつでも質問しやすい環境だと思います。私自身、今でも仕事をする上で分からないことはいくつもあります。そんな時、まずはできる限り自分で考えてはみますが、それでもわからない場合には、上司や先輩へ質問します。自分で考えた結論を持ったうえで質問をすれば、上司や先輩は必ず真剣に答えてくれますし、足りていないところや間違いがあった場合には上司から訂正やアドバイスを貰うことができます。そのため、自身の成長に繋がっていると感じています。

また、仕事のメリハリがきちんとしているところも当社の良いところだと思います。集中すべきところでは集中して仕事に取り組みますが、時には仕事以外の話題についてみんなで盛り上がることもよくあります。そのため、働くうえで窮屈さを感じたことはこれまで一度もありません。

社内外との連携で会社を支えるやりがい

入社する以前は、自分が会計業務をすることなど全く想像できませんでした。また、会計の仕事はひたすら一人で黙々と作業をするものだと思っていましたが、実際のところは決してそんなことはなく、仕事のバリエーションの多さに驚きました。

例えば、売り上げや請求に関して社内の営業の方と連携したり、金融機関の方とやり取りをしたりと、学生の頃に思い描いていたよりもはるかにコミュニケーションが求められ、難しくも達成感のある仕事にやりがいを感じています。また、最近では、経理のDX化を進める仕事も担当しています。時代に合わせて社内制度や運用方法を変化させていく、まさに「動く変る」働き方をしていると感じています。

働く前はやりたいことややることがはっきりと明確になっていないことは当然だと思います。まずは、やってみたいかどうか、おもしろそうと思うかどうかが何よりも重要だと思います。

経理の仕事で藤田金屬を「より良い会社」に

子会社に新たにシステムを導入するため、社長へ提案を行った経験が今でも自身の身になっていると感じます。システムの導入は高額な買い物なので、会社にいくらの支出をもたらすのか、それに対してどれほどの効果が見込めるのかが明確でなければなりません。提案の際はとても緊張しましたが、上司に同行してもらいながら提案を行い、決裁をいただくことができました。経営者が何を見て何を考えるのか、実際に決裁の機会に立ち会わせていただいたことで、資料作りや提案において何に注意すべきなのかを学ぶことができました。

また、M&Aをした子会社の経理担当として、会計事務所から経理業務を引き継ぎ、決算書・申告書を作成したことも印象に残っています。現在も継続して藤田金屬の管理体系に合わせて業務標準化を進めている最中です。

今後は、経理として藤田金屬を「より良い会社」にしていくことが目標です。抽象的なテーマではありますが、そのために自分に何ができるか、業務の中に改善できる余地はないかといった考えを巡らせながら仕事に取り組むのはとてもワクワクします。

就活生へのメッセージMESSAGE

就活生へのメッセージ

「やらずに後悔より、やって後悔」という言葉は有名ですよね。後悔をすることが前提になっていることの良し悪しはわかりませんが、重要なのは、何かを得るためには、いくつかある選択肢のうちどれかを選択しなければいけないということだと思います。

人生では、大きなものから小さなものまで選択をする機会がたくさんあります。その一つ一つの選択では、何よりまずやってみることが大切です。やった方が自分の成長に繋がることが多いですし、やらない理由が「怖い」または「めんどくさい」であることが大半です。何もせず何も得ないより、何かして良いことでも悪いことでも得た方が人生はきっと充実します。そして、それは就職活動や仕事でも同じだと思います。

あとは、選択を正解か不正解で分けないこと。反対の選択をした自分は存在しないので、正解不正解で分けられるものではないので気負う必要はありません。ぜひやらずに後悔しないよう、やって何かを得る勇気を持ってみてください。